特許権
概要
特許権とは
特許権(とっきょけん、英:Patents)とは、特許法にもとづいて製品や製造方法を一定期間、独占的・排他的に使用でる法律上の権利です。
特許権は、耐用年数を8年の定額法で償却しなければなりません。
計上時期
特許権を取得したときに、計上されます。
相手勘定
仕訳例
(1)特許権1000万円を購入し、普通預金口座から支払った
借方 | 貸方 | ||
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特許権 | 1000万円 | 普通預金 | 1000万円 |
(2)特許権1000万円を購入し、小切手で支払った
借方 | 貸方 | ||
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特許権 | 1000万円 | 当座預金 | 1000万円 |
(3)特許権100万円を償却した
借方 | 貸方 | ||
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特許償却 | 100万円 | 特許権 | 100万円 |
類似勘定
商標権
どちらも企業の営業活動に資する資産ですが、商標権とは文字、図形、記号やそれらの組合せからなる商品やサービスにつけられる標章を商標法にもとづいて登録し、一定期間、独占的・排他的に使用でる法律上の権利のことです。
実用新案権
どちらも企業の営業活動に資する資産ですが、実用新案法にもとづいて登録された産業上の物品の形状、構造、組合せについての考案をを一定期間、独占的・排他的に使用でる法律上の権利のことです。
意匠権
どちらも企業の営業活動に資する資産ですが、物品の形状、模様、色彩に関するデザインを意匠法にもとづいて登録された意匠をを一定期間、独占的・排他的に使用でる法律上の権利のことです。