のれん
概要
のれんとは
のれん(のれん、英:Goodwill)とは、被取得企業又は取得した事業や商品の取得原価が、取得した資産および引受けた負債に配分された純額を超過する額のことです。
またのれんはのれん償却をする必要があります。
計上時期
営業の譲渡や商品の譲渡を受けたときに、計上されます。
相手勘定
主に以下のような相手勘定があります。
ほかにも多数あります。
仕訳例
(1)他社の事業280万円を300万円で買収し、普通預金口座から支払った
借方 | 貸方 | ||
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資産 | 280万円 | 普通預金 | 300万円 |
のれん | 20万円 | - | - |
(2)他社の資産500万円と負債400万円を、200万円で買収し、小切手で支払った
借方 | 貸方 | ||
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資産 | 500万円 | 負債 | 400万円 |
のれん | 100万円 | 当座預金 | 200万円 |
(3)のれん20万円を償却した
借方 | 貸方 | ||
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のれん償却費 | 20万円 | のれん | 20万円 |
類似勘定
営業権
どちらも同じ意味でしたが、営業権は会社法施行前に使用されていたものです。
負ののれん
どちらも取得原価と買収価格との差額ですが、負ののれんは純額を不足する額のことです。