有価証券売却益

有価証券売却益とは

有価証券売却益(ゆうかしょうけんばいきゃくえき、英:Gain on sale of securities)とは、有価証券(国債証券、地方債証券、社債券、出資証券、株券、証券投資信託、貸付信託受益証券など)を売却したことによって得られる利益のことです。

計上時期

売買目的の有価証を売却したときに、計上されます。

主に以下のような相手勘定があります。

ほかにも多数あります。

 

(1)保有している他社の株式100株(取得時1万円)を1株2万円で売却し、代金は普通預金に振り込まれた

借方貸方
普通預金200万円有価証券100万円
--有価証券売却益100万円

(2)保有している他社の社債100万円分(額面100円、98円で購入)を、99円で売却し、代金は当座預金に振り込まれた

借方貸方
当座預金99万円有価証券98万円
--有価証券売却益1万円

投資有価証券売却益

どちらも有価証券を売却したときの利益を指しますが、投資有価証券売却益は保有目的の有価証券を売却したときの利益です。