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雑損失

概要

雑損失とは

雑損失(ざつそんしつ、英:Miscellaneous loss)とは、営業外の費用のうち、少額でありかつ重要性が低いと判断された損失のことです。

計上時期

雑損失を認識したときに、計上されます。

相手勘定

主に以下のような相手勘定があります。

ほかにも多数あります。

 

仕訳例

(1)決算において現金500円が不足しており、原因がわからなかった

借方貸方
雑損失500円現金500円

類似勘定

災害損失

どちらも損失を処理しますが、災害損失は地震・火災・風水害・盗難などの災害による建物などの有形固定資産棚卸資産の損失です。

固定資産売却損

どちらも損失を処理しますが、固定資産売却損は土地、建物、自動車、備品等の固定資産を売却することにより生じた損失です。

固定資産除去損

どちらも損失を処理しますが、固定資産除却損は土地、建物、自動車、備品等の固定資産を廃棄することにより生じた損失です。

雑収入

どちらも金額的に重要ではない金銭を処理する科目ですが、雑収入は収入を処理します。

雑費

どちらも金額的に重要ではない金銭を処理する科目ですが、雑費は販売費および一般管理費で金額が少額な金銭を処理します。