通知預金
概要
通知預金とは
通知預金(通知預金、英:Notification deposit)とは1週間から1ヶ月未満の短期的な期間に資金を預け入れることができる預金方法です。
通常、最低7日間は据置く必要があり、引出すときは少なくとも2日前に通知することになっています。払出しは、原則として解約時に一括して払戻します。
金利は普通預金より高いですが、もし据え置き期間内に解約した場合普通預金の利率となります。
計上時期
通知預金に預け入れがあったときに、計上されます。
相手勘定
仕訳例
(1)現金100万円を通知預金口座に預け入れた
借方 | 貸方 | ||
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通知預金 | 100万円 | 現金 | 100万円 |
(2)通知を受けて100万円を現金で引き出した(利息は考慮していません)
借方 | 貸方 | ||
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現金 | 100万円 | 通知預金 | 100万円 |
(3)普通預金口座から100万円を通知預金口座に入金した
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
通知預金 | 100万円 | 普通預金 | 100万円 |
類似勘定
定期預金
どちらも顧客が満期日を設定して、満期日に預金とその利息を加えた金額が支払われる預金ですが、定期預金は5年以上の契約ができる長期の預金です。
さらにどちらも基本的に期日まで引出しができませんが、定期預金は通知預金に比べて金利が高く、収益性の高い預金です。