定期預金
概要
定期預金とは
定期預金(ていきよきん、英:Time deposit)とは顧客が満期日を設定して、満期日に預金とその利息を加えた金額が支払われる契約のことです。
基本的に期日まで引出しができませんが、普通預金に比べて金利が高く、収益性の高い預金です。
計上時期
定期預金に預け入れがあったときに、計上されます。
相手勘定
主に以下のような相手勘定があります。
- 普通預金
普通預金から定期預金に入金したとき - 現金
現金を定期預金口座に預け入れたとき - 受取利息
利息が付いたとき - 租税公課
利息が付き源泉所得税として徴収されたとき
仕訳例
(1)100万円を普通預金口座から定期預金口座に入金した
借方 | 貸方 | ||
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定期預金 | 100万円 | 普通預金 | 100万円 |
(2)10万円を定期預金口座に入金した
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
定期預金 | 10万円 | 現金 | 10万円 |
(3)定期預金に10万円の利息が付き源泉所得税が徴収された
借方 | 貸方 | ||
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定期預金 | 108万円 | 受取利息 | 10万円 |
租税公課 | 2万円 | 定期預金 | 100万円 |
類似勘定
積立定期預金
どちらも顧客が満期日を設定して、満期日に預金とその利息を加えた金額が支払われる契約のことですが、積立定期預金定期預金とは異なり月毎に掛け金を預け入れる必要があり、利息も低い預金です。