仕掛品(しかけひん、英:Work in process)とは、製品の製造過程にある未完成な生産品のうち販売不可能なものです。
仕掛品を計上したときです。
主に以下のような相手勘定があります。
ほかにも多数あります。
(1)材料費5万円と労務費3万円を仕掛品に振替えたとき
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
仕掛品 | 8万円 | 材料費 | 5万円 |
- | - | 労務費 | 3万円 |
(2)製造していた製品が完成し仕掛品10万円を製品に振替えた
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
製品 | 10万円 | 仕掛品 | 10万円 |
(3)決算で仕掛品10万円を期末仕掛品棚卸高に振替えた
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
仕掛品 | 10万円 | 期末仕掛品棚卸高 | 10万円 |
どちらも製造途中の製品ですが、半製品はそのままで売却することができます。